過去30年日本人のイソフラボン摂取量に変化なし

過去30年日本人のイソフラボン摂取量に変化なし

アジアは欧米よりも、乳がんなどの発生がすくないことで知られています。
多くの医療・栄養学の専門家がその理由を研究してきました。
そこで、大豆製品はアジアは欧米にくらべはるかに多く摂取されていることに注目し、その関連性を解明するため、大豆の研究がすすんできました。
その結果、近年大豆には様々な健康・美容効果があることがわかってきました。

①コレステロールの調整、動脈硬化の予防と抗肥満効果、骨のだいしゃ改善(骨粗しょう症の予防)など
大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをし、悪玉コレステロールをへらし、善玉コレステロールをふやします。
それにより、動脈硬化を予防します。
大豆ペプチドは、基礎代謝を増加させ、体脂肪の燃焼を促進します。

②老化防止、抗酸化作用、抗がん作用(抗腫瘍作用)
トコフェノールと呼ばれるビタミンk、サポニン、CoQ10などの酵素が抗酸化作用を発揮します。
身体を酸化からまもり、新陳代謝をよくし、老化を防ぎます。

③疲労回復
脳と身体を疲労から回復させるのは、大豆ペプチド。
免疫力を向上させるアルギニンやグルタミンなどといったアミノ酸が含まれます。
肝臓の働きを高めて疲れにくい体質になるといった効果があります。
平成14年国民栄養調査において、日本人の平均大豆イソフラボンの摂取量は、一日18mgで、さらに過去の調査結果から30年間、変わっていないことがわかっています。
それもそのはず、大豆の加工食品は、日本人の大好きな国民食ともいえるものです。

イソフラボンの100gあたりの含有量別に、並べてみました。
①きなこ
②あげ豆腐
③大豆
④凍り豆腐
⑤納豆
⑥味噌
⑦油揚げ
⑧豆乳

凍り豆腐は、高野豆腐ともいわれており、昔から日本人に愛されてきました。
凍らせる過程で、タンパク質が変質することにより、消化吸収面でも豆腐にくらべて優れているといわれています。
昔から今も、ずっとながく、日本人の食卓にあがりつづけている大豆製品をこれからも積極的に摂取していきたいものですね。