手軽にサプリメントで補給

大豆にふくまれる、カゼインなどに代表される、大豆イソフラボン。
ポリフェノールの一種で、女性ホルモンのエストロゲンに代わる働きをすることから、植物性エストロゲンともよばれています。
摂取すると、①コレステロール値を下げる、②動脈硬化予防、③骨粗しょう症の予防、④更年期症状の緩和、⑤美肌効果、⑥育毛効果など、数々の健康効果が期待できます。
女性にとってだけでなく、男性にとっても、LDLコレステロールをさげる効果があるので、性別に関係なく、積極的に摂取すべき成分といえます。
理想的には、納豆一パック、豆腐半丁、できればカルシウムや必須脂肪酸を含む青魚や、唐辛子にふくまれるカプサイシンなどと一緒に摂取すると、さらに相乗効果が望めます。
とくに味噌や納豆は、糖のはずれた吸収しやすいアグリコン型になっているため、おすすめです。

しかし、忙しい現代人は、毎日毎日そういった大豆製品を食べ続けることが難しいひともいることでしょう。
できれば豆乳など手軽に摂取でき、自然な食品に頼ることをお勧めしたいですが、サプリメントで手軽に摂取する方法もあります。
大豆イソフラボンのサプリメントは多くの企業が販売しています。
DHC、リアルサプリ、ネイチャーメイドなどが有名です。

大豆イソフラボンは、非配糖体(アグリコン型)にし、吸収を高めているものがほとんどです。
レッドクローバー、ブラックポッシュエキス、コラーゲン、ビタミンなど、美容によい成分もあわせて配合しているものもあります。
大豆は古来より、あらゆる形で、日本人の食文化をささえてきました。
豆腐、きなこ、味噌、醤油、納豆、凍り豆腐など、実に様々です。

しかし、国が推奨する目標摂取量100gに対し、実際は半分程度といわれています。
レシチンなど良質なタンパク質やビタミンを多く含む大豆ですが、マメ離れがすすんでいるようです。

ですので、イソフラボンはその性質から、過剰摂取は逆に健康バランスを崩す危険があります。
過剰摂取に気をつけましょう。
サプリメントなどから摂取する場合、1日あたり30mgまでを上限値としています。
こちらにイソフラボンのサプリメントランキングのサイトがありますので参考にすると良いでしょう。