豆腐2分の1丁、納豆1パックが一日の目安

近年、イソフラボンの健康効果が注目を集めています。
女性ホルモン様に働く効果や、活性酸素を除去し免疫力を高める、抗酸化作用などが有名な作用です。
しかしその構造ゆえ、女性ホルモンのように過剰にとってしまうと、女性特有のトラブルや疾患につながるおそれがあるといわれています。
適切な量をとることが大切です。
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イソフラボンは大豆の芽の部分から取れます。
日本人は昔から大豆の加工食品を多く摂取してきました。
適切な量を具体的に食品に置き換えると、一日に豆腐半分、納豆1パックといわれています。
納豆は、その発酵の過程で、糖がはずれ、胃から直接イソフラボンを吸収できる、アグリコン型イソフラボンといわれています。
味噌や醤油など、大豆を発酵させて食べる昔ながらの知恵は、とても健康的であったといえます。
納豆菌によって発酵させることによって、イソフラボンの吸収をあげるだけでなく、植物性乳酸菌の効果で、腸内の細菌バランスをよくするといわれています。
具体的には善玉菌をふやす、整腸作用が期待できます。

毎日味噌汁をいっぱいと、納豆を食べましょう。
青さかななどを食べて、カルシウムを含むものと一緒に食べることによって、骨の強化も期待できます。
骨の強化のためには、カルシウムとビタミンDだけでは、十分でなかったという結果もあります。
加齢による女性ホルモンの低下が骨密度を低下させていたのです。

これまでは骨密度の低下による、骨粗しょう症の治療には、ホルモン補充療法がとられていましたが、乳がんの増加などの副作用も懸念されていました。
豆腐や納豆にふくまれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと同じような働きをし、エストロゲン受容体と結合することにより、骨密度の低下を防ぎます。
材料となるカルシウムと一緒に摂取するようにしましょう。
ただし、カルシウムと違って、イソフラボンには摂取の上限が定められています。
イソフラボンで健康を維持するのであればサプリメントなどに頼らず、あくまで食品からの摂取を心がけるようにしましょう。
効果的な摂取方法についてはこちらを参考にしてください。http://www.linuxbyte.net/