豆腐や納豆などイソフラボンを多く含む食品

大豆イソフラボンは更年期障害の予防や、緩和、女性らしさを保つ、新陳代謝や自律神経の乱れを押さえるなど、今とても注目されている栄養素です。
豆腐や納豆など、大豆イソフラボンを多く含む食品は多数ありますが、一体どの食品が一番吸収でき、健康効果が期待できるのでしょうか。
イソフラボンとは、大豆の芽の部分に含まれる、苦味成分です。
フラボノイドの一種で、大豆以外にもたくさんの食べ物にイソフラボンが含まれています。

しかし、一般に大豆イソフラボンが最も健康効果を期待できるイソフラボンで、一般にはイソフラボンといえば、大豆イソフラボンをさすことが多いようです。
数多くの大豆食品がありますが、イソフラボンの吸収という意味で、どの食品がもっとも良いのでしょうか。

100gあたりの含有量を比較した結果があります。
多い順に、以下の結果になりました。
①きなこ
②あげ豆腐
③大豆
④凍り豆腐
⑤納豆
⑥味噌
⑦油揚げ
⑧豆乳
⑨おから
⑩醤油

⑥の味噌⑩の醤油は、そもそも、日常的に100g摂取することもなかなかないですし、もし摂取してしまったら、絶対に塩分過多になりますので、注意が必要です。
この中で言うと、きなこは郡を抜いて、大豆イソフラボンの摂取にはむいているといえます。
砕いて粉末にすることにより、イソフラボンの吸収が良くなっている面もあります。
平均的な日本人は一日18mg程度といいます。
理想的には40mgほどといわれています。

また、ただ含有量だけに注目せず、アグリコン型か、グリコシド型か、が吸収率でいうととても大切です。
糖が外れた構造の、アグリコン型だと、胃から直接吸収できます。
しかしグリコシド型の場合、腸内細菌の働きで、糖がはずれないと、吸収されずに排出されてしまいます。
腸の調子を整えることは、大豆イソフラボンの摂取にとっても大切なことです。
ヨーグルトや乳酸菌飲料などで、腸内の善玉菌を増やすのも、よい方法です。
腸内細菌のバランスが取れている良好な状態で、朝には納豆、昼は黄な粉もち、夜は揚げ豆腐で、意識的にイソフラボンの摂取を心がけましょう。









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