カプサイシンと同時摂取でIGF-1増加

IGF-1という物質を知っていますか。
インスリン様成長因子のことで、インスリンと同様、細胞分裂を誘発します。
IGF-2は、胎児の発生に関連するインスリンで、IGF-1は、主に肝臓で成長ホルモンに刺激されて分泌されます。
人体の殆どの細胞分裂にかかわっています。

近年、IGFが加齢に重要な影響があることがわかってきました。
とくに育毛を促す効果があると実証されつつあります。
IGF-1の生成が促進されると、毛根が休止状態になっていても、目覚めさせて発毛させるといわれています。
このIGF-1を増加させ、新陳代謝を活発にし、毛髪を促する食品が、大豆などにふくまれるポリフェノールの一種、イソフラボンと、唐辛子などにふくまれるカプサイシン。
イソフラボンとカプサイシンを一緒に摂取することで、IGF-1をふやす効果があるといわれています。
名古屋市立大学大学院の岡嶋教授のグループが研究開発したダブルインパクトというサプリメントは、これらの成分を効率的に摂取できます。
ダブルインパクトを使用した8割以上の方が育毛効果を実感しています。

しかし理想的には、食べ物から自然な形で摂取することが望ましいといえます。
摂取の目安としては、一日あたり、一味唐辛子小さじ1杯程度、イソフラボンは豆腐半丁ほどの量が効果的です。
血中濃度を高く保つために、適正な量を毎日摂取することがおすすめです。
実は大豆製品とカプサイシンを組み合わせた料理は数多くあります。
豆板醤で豆腐をいためた、麻婆豆腐や、豆腐を唐辛子のスープで煮込んだ韓国料理スンデゥブなどです。
イソフラボンは、女性ホルモン様の作用をすることでも知られています。

女性ホルモンががくっと減少する、閉経後の更年期障害の緩和にも、大豆のイソフラボンは効果が期待できます。
女性ホルモンは、髪の毛に栄養を送り、成長を促す作用があります。
加齢とともに、男性と同じく、薄毛に悩まれる女性は多くいます。
イソフラボンは女性の薄毛にも、有効だと考えられています。
中華料理や、韓国料理を意識的にとることで、ふさふさの髪の毛を実感できるなんて、美味しくて嬉しいですよね。